「茨城県内への避難者・支援者ネットワークふうあいねっと」展示のご案内(交流サルーンいばらき 活動紹介コーナー)

 交流サルーン活動紹介コーナーにて,平成27年7月10日(金)〜8月5日(水)まで,「茨城県内への避難者・支援者ネットワークふうあいねっと」の活動紹介をしています。

                                     コーディネーター 山本裕紀子さん
 ふうあいねっとは,東日本大震災および福島第一原発事故により茨城に避難されている方々の暮らしや交流のサポートのため2012年5月30日に発足されました。現在,茨城県内のNPOや専門機関,避難されている方々の自主組織など30団体によって構成されています。福島(Fukushima)のFu「ふう」と茨城(Ibaraki)のI「あい」より「ふうあいねっと」と言う名前になったそうです。

 避難者の接点づくりを目的とした物資配布会の開催などを経て発足し,現在は加盟団体主催のイベントへの協力や茨城全域に避難されている方向けの「ふうあいたより」の発行を主に活動しています。おたよりの表紙の写真は必ず福島のものを使用すると言い,福島の今の様子を伝えたいという事務局員の心遣いを感じました。

 山本さんは「少しでも多くの方にこの活動を知ってもらいたい」と話します。風化させてはいけないあの日の記憶と,今もなお続く被災者の現状について改めて考えるきっかけに,ぜひお立ち寄りください。