東の辻水源 環境美化クラブ様 取材してきました!(平成30年10月1日)

                花いっぱい運動がきっかけで悪臭漂う湿地帯が美しい水源に

                 ~ご近所同士で協力してつくりあげた町内のたからもの~

 

今では,東の辻二部の遊歩道として素晴らしい景色で人気の石岡市東の辻水源は,元々,農業用のため池だったそうですが、その後汚水が流れこみ、悪臭が漂いだすと、近隣住民も近寄らない荒地になっていきました。

きっかけは、花いっぱいコンクールで知事賞をとったこと。

その頃,東の辻二部町内会は、昭和46年の国体をきっかけに通学路の花壇作りを始めていました。

花と緑の環境美化コンクールで知事賞をとると,町内から水源の再生を訴える声が上がりだし、当時の町内会長(佐藤信夫氏)を中心に、荒地と化した水源の再生に取り掛かりました。雑草対策や遊歩道の整備も全て近隣住民だけで行いました。水質浄化策として水循環システムの導入や霞ヶ浦睡蓮の移植、有機微生物浄化剤の投入などを実施したことで悪臭がなくなり,美しい景観となりました。

水源を中心にご近所同士がつながる

こうして花いっぱい運動がきっかけで始まった活動は20年の間に住民の憩いの場となり、年間を通して様々なイベントが開催されるまでに再生することができたそうです。

 こうした活動の中から、旧会員の想いで寄贈された民家を、地域の公民館として活用、何より今回の事業がきっかけで、青年部が誕生したことは、模範となる地域です

環境美化クラブ様の皆様、ありがとうございました!

 

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平成13年 不法投棄が目立ち藪に覆われていた頃の東の辻水源

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 現在の辻水源

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東の辻水環境美化クラブのみなさん