前回、11月に開催した古内地区「庭先カフェ」意見交換会には、地域住民の方や周辺の地域の方、約100名とたくさんの方にご参加いただきありがとうございました。
楽しかったいうお言葉を多くいただきましたが、その他にもたくさんのご意見やご感想をいただきました。
また、実施の中でたくさんの課題を見つけることができ、大変意義のある企画となりました。(詳しくは、前回のブログ≪ネットワーカー活動紹介≫『古内地区庭先カフェ意見交換会』を実施しました! - Challenge IBARAKI's diaryをご覧ください。)
今回は、前回の意見交換会で話しあった課題解決の糸口を探すとともに、古内地区「庭先カフェ」の参考となっている静岡市大沢地区「庭先カフェ」の成功の秘訣を探りに行ってまいりました!
----------------------------------------------------------------------------------
静岡市大沢地区「縁側カフェ」とは
大沢地区は、静岡県静岡市葵区玉川の奥静(おくしず)と呼び親しまれる山間部に位置し、周りは緑豊かな自然とお茶畑に囲まれた小さな集落です。
全戸数23、人口はたったの72人。
そのほとんどが60歳以上の高齢者です。
大沢地区では、毎月第2・第4日曜日、農家の縁側をカフェに見立てた「縁側カフェ」が開催され、山里の自然や、人のやさしさ、「心の癒し」をもとめ、年間7,000人の人が、日本中、世界中から訪れ、普段は静かな集落が大変なにぎわいとなっています。
また,縁側カフェをとおして地域の活性化に成功したことでも話題を集めています。
----------------------------------------------------------------------------------
大沢地区到着
1月27日早朝5時、水戸を出発し、途中山頂の冠雪が美しい富士山をバスの車窓から堪能しながら、フィールドワーク参加メンバーの自己紹介や、それぞれ調査ポイントを共有しながら、眠気を吹き飛ばします。
今回は、しろさとネットワーカー、古内地区協議会、古内茶生産組合、筑波大学ADPの学生、チャレンジいばらき県民運動から18名が参加しました。
(富士市フリー写真素材集より転載)
社内ではそれぞれの自己紹介や、大沢地区で調べたいポイントなどの意見交換をおこないました。
集落の入り口にあるバス停「大沢入り口」についたのは、10時を少し過ぎた頃でした。
「大沢入り口」からの道路は、一般車両は何とか入れますが、バスでは入れないため、徒歩で集落を目指します。
集落までの道のりは、緑が生い茂り、道の横を清流が流れ、とても澄んだ空気を楽しめます。
道中目の前の山の斜面を猿が何匹も駆け上っていきます。人の暮らしと山の自然がとても近い場所にあるのがわかります。
半ばまで進むと「縁側カフェ」のジャンパーを着た案内人の方を発見。
毎回縁側カフェの開催日には、集落の方が交代で、訪問客の案内をしてくれるそうです。
ここで縁側カフェのマップをもらい、当日縁側カフェを実施している農家さんを教えてもらいます。
集落には、縁側カフェを実施している農家が23軒ありますが、開催日にはそのうちの何軒か、都合のつく農家だけがカフェを開いているそうです。
今回は6軒のお宅が縁側カフェを実施していることを教えていただきました。(普段は12、3軒が開いているそうです。)
----------------------------------------------------------------------------------
そしてあるくこと20分、ついに集落に到着。
まずは、大沢地区代表の内野 昌樹さんにごあいさつに伺います。
このつづきは、次回のブログでお届けします。
ぜひそちらもご覧ください♪