共助社会づくりフォーラム2017を開催しました。(平成29年1月25日)

1月25日(水)に茨城県三の丸庁舎において「共助社会づくりフォーラム2017」を開催しました。


 東日本大震災からもうすぐ6年、関東・東北豪雨から1年が経過し、最近も地震が発生するなど、防災について強く考える必要を感じています。
 今回の共助社会づくりフォーラムでは「災害」をテーマに、これまでの災害で多くの人々を助けた「ご近所の力」に注目し、その力が発揮できる地域をどう作っていくか、また、行政はそれをどう支援していくかについて、基調講演やパネルトーク、分科会を通して学びました。
 まず、基調講演として、全国災害ボランティア支援ネットワーク代表の栗田氏により「共助による災害対応」をテーマとした基調講演を行いました。次に、内閣府政策統括官付企画官の児玉氏と茨城県生活環境部 防災危機管理局 防災・危機管理課副参事の飛田氏からの事例発表と、全国災害ボランティア支援ネットワーク代表の栗田氏と認定NPO法人茨城NPOセンターコモンズの代表の横田氏を迎えた4名による「災害時の組織連携」をテーマとしたパネルトークを行いました。

 パネルトークの後は、分科会を行いました。「減災における共助」「避難所における共助」「復興期における共助」として3つの分科会に分け、災害の発生前、発生時、発生後でどのように「ご近所の力」を繋いでおくか、また活かしながら、共に助け合い困難を克服していくかを事例発表やワークショップなどで学びました。

分科会1「減災における共助」

分科会2「避難所における共助」

分科会3「復興期における共助
 共に支え合う共助社会の在り方を「災害」を通して考える一日となりました。