読書サロン「ぐるぐるぷっら」展示のご案内

交流サルーンいばらき活動紹介コーナーにて,平成27年12月21日(月)〜平成28年1月21日(木)まで,読書サロン「ぐるぐるぷっら」の活動紹介をしています。

読書サロン「ぐるぐるぷっら」は,おもに,北欧で書かれた文芸書や研究書を読む,水戸こどもの劇場の中の読書会としてスタートしました。日頃の活動内容としては,毎月2回ほど集まりながら,「ムーミン全集」などの読書会を開催しているそうです。
団体名の「ぐるぐる」については,シナモンロールの模様のぐるぐるからとり,「ぷっら」とはフィンランドのおやつパンでシナモンロールのような食べ物のことだそうです。

当初は,個々に楽しんでいる読書を仲間で分かち合おうとするものでしたが,活動を進めるにあたりより多くの方に読書の喜びを知って頂きたく,講演会も企画したそうです。読書を通じて,知らない世界の国々の社会や価値観を発見し,自らのライフスタイルや地域社会の新たな繋がりを模索していく場を提供していきたい、とのことです。
これらの活動内容が評価され,平成27年茨城県女性活躍推進企画提案支援事業における補助金の交付が採択されました。

平成28年1月16日(土)13:30〜15:00に,茨城県立図書館視聴覚ホールにおいて,フィンランド大使館広報部の堀内都喜子さんによる講演会「フィンランド 豊かさのメソッド」(入場無料)を予定しています。
フィンランドでは女性の社会進出率が高く,福祉も充実しており,2016年からは新しい教育制度がスタートするそうです。それらの現状を踏まえながら,フィンランドの暮らしや学校,子育て環境などについてのお話をして頂くとのことです。

また,平成28年1月18日(月)〜21日(木)まで,水戸こどもの劇場事務所(水戸市見和1-449-1 TEL029-255-0908)において,「赤ちゃんようこそ 育児パッケージ展」(AM10:30〜PM4:00入場無料)が開催されます。
「育児パッケージ」とは,フィンランドで赤ちゃんの生まれる家庭に母親手当の一つとして支給される,赤ちゃんケア用品・絵本など約50種類のアイテムが詰まった箱のことだそうです。それらの実物が展示され,実際に目にすることができる貴重な機会となっております。皆さん,ぜひお出かけください。

代表の岩田智子さん

今回の展示は,ムーミンなど北欧の物語を愛する団体らしく,青い空や雪の結晶,暖かい光の灯る煙突付きの家とプレゼント,星明かりと森の動物達…など,北欧の冬を絵本のように再現した,温かみのある展示作品に仕上がっています。
講演会のチラシもご自由にお取り頂けますので,今の季節にぴったりな可愛らしい展示をぜひご覧下さい。