第8回寺子屋サルーンを開催しました

 6月21日(日)に交流サルーンいばらきにおいて,第8回寺子屋サルーン連続講座「みんなを活かす組織の作り方〜コミュニティワークの手法から〜」の1回目「コミュニティについて考えてみよう!」を開催しました。

 メインスピーカーは第7回に続いて,横須賀聡子さんです。

 コミュニティワークとは,力を持たされていない人々を組織化し,その人々の持つ課題を共有して、その課題の調査、分析、理解のための社会教育と、解決に向けたプランニング、行動を支援することで、当事者による課題の解決を実現する社会変革の取り組みを言います。

 コミュニティワークについて横須賀先生から説明を受けた後,グループごとに今回の講座で何を得たいか,テーマや目標を設定しました。

 コミュニティワークの大切な考え方の中に,「一番声を出しにくい人・力を持たされていない人側に立つこと」があります。そのことをイメージするために,困難な状況にある人とは社会の中でどのような人達か?なぜその人達は困難な状況になっているか?を考え、グループごとに発表しました。当事者だけの問題にせず,どうしてなんだろう?と考えることからコミュニティワークは始まると横須賀先生は言います。

 グループ・団体のメンバーに話を聞き,何を考えてどんな問題があるのか,一人一人が思っている事を話せる場をつくることは,みんなが納得し一つにまとまることにつながります。団体を活性化するためには,コミュニティワーカーがメンバー一人一人を大切にする必要があります。次回はコミュニティワーカーの役割と手法について詳しくお話しいただきます。

 講座終了後ランチミーティングを開催しました。参加希望者・講師・スタッフで昼食をとりながら,講座の感想や今後学びたいことについて話し合いました。メンバー同士の興味の方向やスキルを知ることができ,今後につながる有意義な時間となりました。


連続講座の2回目「再発見!組織の今と,新たな目標」は,定員に余裕がありますので2回目からの参加も募集してます!
平成27年6月28日(日)10:00〜12:00 ※受付9:30〜