3月11日(月)大好きいばらきキャンドルナイトが開催されました

3月11日(月)18:00から,茨城県三の丸庁舎エントランス付近で,
「大好き いばらき キャンドルナイト」を開催しました。

この行事は,東日本大震災からの復旧工事を終え,復興のシンボルとも
なっている茨城県三の丸庁舎周辺に近隣住民が集い,震災時に感じた家族
や地域の絆の大切さを改めて確認し,やさしさとふれあいのある茨城づくりを推進する
ためのもので,今回が第1回の開催です。


キャンドルのデザインは,大好きいばらき県民会議のシンボルマークと
3月11日を組み合わせたものになりました。

明るいうちに,家族・地域の絆づくりタスク・フォースをはじめ県民運動推進委員
のみなさんが440個のキャンドルを並べていきました。

生活学校連絡会のみなさんのご協力により,お汁粉の準備も着々と進んで行き
ました。

かなり冷え込むとの天気予報でしたが,思っているほどの寒さでもなく,
また風も吹く事もなく,キャンドルナイトにはとてもよい日となりました。

*ホームページを見ました
*チラシを見ました
水戸商店街の放送を聞きました
等々で約150名のみなさんがお集まりくださいました。


18時になり,みなさんが思い思いに点灯していきます。
様々な気持ちを込めてのキャンドルの灯が,ひとつまたひとつとともっていきます。



大好き いばらき 県民会議会員の生活学校のみなさんが準備してくれた,
つきたての美味しいおもちが入ったお汁粉は,環境に配慮したリユース
食器で,キャンドル点灯にご協力いただいたみなさんに召し上がっていただきました。



全ての点灯が終わり,みなさんで手をつなぎ大きな輪になった所で,
大好きいばらき県民会議幡谷理事長からの開会のあいさつをいただきました。
そして,会場に集まってくださった皆さんで,東日本大震災で犠牲に
なられた方々に,静かに黙祷をささげました。


続きまして,『五軒童謡を歌う会』のみなさんによる合唱。
指揮は中澤敏子さん,伴奏は小沼富美枝さんです。
「若者たち」「見上げてごらん夜の星を」の2曲に続き,最後は被災地の
復興支援ソングの「花は咲く」を,会場が一体となって歌いました。

ここで,また,みなさんで手をつなぎ,次は朗読です。
前・秋田県立図書館長の長谷川鈴子さんに,新見南吉作物語「でんでんむしの
かなしみ」と内田麟太郎作「ぼくたちはなく」の詩を朗読していただきました。

続きまして,大好きいばらき県民運動推進委員で、笠間市を拠点に活動
していらっしゃる,まゆみ朗読会の会長市原裕子さんに
柴田トヨ作「被災者の皆様に」の詩を朗読していただきました。


本日最後のプログラムは,大きな輪になり手を繋ぎながらの
「故郷」合唱でした。
震災以降,この「故郷」という歌は,おひとりおひとり今までとは違った
意味を持たれているのではないかと思います。
心を合わせての大合唱となりました。

その後は,ひとり静かにキャンドルを見つめている方やご家族と
記念写真を撮られている方々,思い思いにキャンドルナイトを過
ごされていました。


この模様は,NHKでも放送していただき,また,各新聞でも取り上げていただきました。
ありがとうございました。

この大好き いばらき キャンドルナイトでは「家族・地域の絆」が
より一層深まっていただければ,私達もうれしく思います。

茨城新聞で動画で紹介いただきました。
こちらからどうぞ!!